Dボードの特徴は?
Dボードとは、壁や建具などに貼り付けるダイノックシートと言われる塩ビ系のシートを貼る前に使用する化粧ボードと言われるもののことを言います。
ベースとしては、ケイ酸カルシウム板があり、その上にダイノックシートが巻かれた化粧ボードを使用することとなります。
Dボードを基礎として貼り付けられるダイノックシートは、様々な色や柄があるので選びやすく、壁などの仕上げに使用すると施工者の好みにマッチした仕上がりとなり、高い完成度を実現させることができます。
Dボードを使用せずに、石膏ボードにそのままダイノックシートを貼るという方法もなくはありませんが、Dボードを貼った方が目地の深さが出て見た目が良質になりかなりの違いが現れることから、Dボードの役割はとても重要です。
また、シート以外にも本物の木材を貼り付ける施工もありますが、コストの面を考えるとやはりDボードを使用したダイノックシートを貼り付けた方がお得ですし、施工も楽になり、重厚な雰囲気もしっかり出すことができるのでおすすめです。
壁や建具などは、建物を利用する場合にすぐに人の目に触れる部分でもあることから、使用する材料はもちろん、仕上がりの良さに重点を置くことがとても重要となりますので、Dボードの使用は現在の壁や建具への施工には欠かすことのできないものとして利用されているのです。